ごあいさつ

 私は、医師という職業上、病気を持った多くの人達と出会ってきました。その出会いの中で、自分は本当に病気を治しているのかという疑問を持つようになりました。というのも、自分が一生懸命治療をしても、一向に患者さんの数が減らないのです。一度病院へ来て、診察を受け、診断をされ、治療が始まると、その患者さんとの付き合いが、病気によっては何十年となります。糖尿病、高血圧症、高脂血症といった生活習慣病、リウマチや膠原病、うつ病や不安神経症などの多くの慢性病は、一度診断を受けると長期間に渡り薬を飲むわけです。つまり患者さんの数は、どんどん増え、病院の待合室は、いつも混雑しています。病気を治していれば、患者さんの数は減り、いつかは待合室も空かなければいけません。 しかし、現実は患者さんの数が増えています。こんな疑問を持ちつつ、どうすれば、患者さんの病気がなくなるのかと考えていました。
 そんな中、統合医療との出会いがありました。統合医療という言葉は聞き慣れないかもしれません。西洋医学は、この50年でめざましい発展を遂げました。しかし西洋医学以外に病気を治そうとする考えが、世界に数多く存在しています。いわゆる代替医療とか補完医療と言われているものです。そして、これらもこの50年で成長しているのです。
統合医療とは、我々が培ってきた西洋医学の利点と代替医療とを融合させ、さらなる発展を望もうとするものです。 医師の職務は、寿命を延ばすことです。では、寿命が延びれば、職務を全うした事になるのでしょうか。私は、医師の職務とは、健康を取り戻し、維持する事と考えます。このために、必要な事を一つずつ、丁寧に探求していく所存です。そして人間に限らず全ての生命体があるべき姿と精神で寿命を全うする事を心より望んで止みません。
私は、世の中に存在する全ての生命体が、力強い生命エネルギーで包まれながら生きる。そんな世界を実現させることに天命を感じております。そして、NPO法人健康医学普及協会を通 じ、皆様へ本当の健康を提供していきたいと考えています。

永井先生

NPO法人 健康医学普及協会  理事長 NR 永井朋人  医師


NR(栄養情報担当者:Nutritional Representative)とは、独立行政法人、国立健康・栄養研究所が認定する資格で、「健康食品」等に関する正確な情報・知識を有し、消費者に対して適切な情報を提供できる人材に与えられる資格です。